Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Poul Henningsen
PH3/2 Table lamp

デンマークを代表するデザイナーのPoul Henningsen/ポール・ヘニングセンによるPH3/2テーブルランプです。真鍮のフレームに単層オパールガラスシェードの組み合わせで、1930年代に作られたものです。オパールガラスとはオパールセントガラスとも呼ばれ、ガラス原料に豚などの動物の骨灰を混ぜて成型、急冷と再加熱によってできる半透明な乳白ガラスの総称で、光を通すとくすんだ赤色を呈します。オパールガラスは19世紀にティファニーが開発したという説もあり、20世紀初頭にはルネ・ラリックらの作家が多用、1930年代には世界的に流行しました。また、フレームは真鍮で作られたもので、経年変色は取り除いておりません。コンディションは良好です。

Louis Poulsen 1930's
Opalescent glass shade, Brass base
ø-33, h-43cm
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Poul Henningsen/ポール・ヘニングセン 1894-1967
コペンハーゲン生まれ。母親はデンマークの女優、作家、社会活動家のAgnes Kathinka Malling Henningsen/アグネス・へニングセン。1914~17年、コペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学ぶ。1919年、建築家で、後にフィンユールの教師となる、Kay Fisker/カイ・フィスカーと契約を結び、1920年以降は建築家、及び、デザイナーとしてフリーランスで活動し、暖かく柔らかな光の開発に勤しむ。1925年、パリで開催された国際現代装飾工芸展にて「PH-lamp」を初出展。シェードによる反射を利用し、眩しさのない均一で柔らかな光を放つ照明として発表する。以降、「PH-lamp」はデンマークの照明メーカー、Louis Poulsen/ルイス・ポールセン社によって製造される。ヘニングセンは照明器具に留まらず、グランドピアノや鋼鉄を用いた家具類なども手がけ、作曲家として楽曲も発表。ヘニングセンの手がけた照明作品は、今日も最高峰の照明器具として、現代生活に溶け込んでいます。