Jacob Kjær
Nesting table in Mahogany

デンマークの家具デザイナーで名匠のJacob Kjær／ヤコブ・ケアによるネストテーブルで、1938年にキューバンマホガニーの家具シリーズで発表されたモデルで、当時人気を博したようです。天板、脚部共に無垢のマホガニーで作られており、大と中の天板は一枚板のようです。テーブル収納のためのレールの縁に欠けが見られますが、このモデルの多くに同様のダメージが見られます。全体的なコンディションは良好です。

Rud. Rasmussen
Solid mahogany
w-50, d-32.5, h-56cm
w-45, d-30, h-54.5cm
w-40, d-27.5, h-53cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Jacob Kjær／ヤコブ・ケア　1896-1957
家具職人だった父親の工房で修行し、ベルリンやパリなどへ渡り古典家具様式の研究を行いながら家具職人としての修行を積みます。1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会に作品を出展。古典的でありながらシンプルさと優雅さを特徴とするヤコブのデザインは最高の素材が用いられ、当時としては珍しく自身がデザインした家具を自分の手で作り上げました。 古典的な英国スタイルにインスピレーションを得て、ヤコブの清潔で優雅なデザインは現代的な解釈として静かに人気を博しました。 彼の最も注目すべき作品のひとつにニューヨークの国連ビルで使用するために設計されたFNチェアがあります。