Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Hans J. Wegner
set of four JH505 “Cowhorn” Chair

デンマークを代表する家具デザイナーのHans J. Wegner/ハンス・ウェグナーによる名作椅子”カウホーン”チェア、4脚セットです。 こちらは、この椅子を手がけた工房、Johannes Hansen/ヨハネス・ハンセンの技術者で工場長を務めた、Niels Aage Henriksen氏によって、自身のために特別に製造し、長年自邸で使用されていたセットとなります。カウホーンチェアは通常、オーク材、チーク材、マホガニー材で作られていますが、あまり使用しないコーカサス産と思しき、縞模様の現れたウォールナット材を4脚、チーク材を1脚、オーク材1脚の、計6脚セットで製作されました。工房長は自邸のためにこのそれぞれの椅子を製作し、50年代から60年代にかけて木材の流通や供給に変化があることを踏まえ、あえて異素材でセットを揃え、それぞれの色調が均一化するよう作られたものと伝えられており、近年、氏の子孫らによって売り立てられたものを所有された方より6脚中4脚がセットとして売り立てられることとなりました。内訳はウォールナット材3脚とオーク材1脚の、計4脚セットとなります。コンディションにつきまして、基本的にオリジナルの状態を維持しており、使い込まれた皮革は柔らかさや潤いが保たれています。木部はオイルでリフィニッシュされており、使いやすく仕上げられています。4脚とも目立ったダメージはなく、とてもきれいな状態です。

Johannes Hansen 1952
Caucasian walnut, Oak, Rosewood inlays, Original leather seat
w-58.5, d-46, h-74, sh-43cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Hans J. Wegner/ハンス・ウェグナー 1914-2007
デンマークのトゥナーに生まれる。父親は靴職人。17歳で家具職人の資格を取得。木材について専門的に研究を行う。1936年から2年間、工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始。1940年、アルネ・ヤコブセンのもとオーフス市庁舎の建築プロジェクトに参加、カンファレンスチェアや待合のソファなどのデザインを手がけました。また同年、ヨハネス・ハンセン工房に於いて家具製作をスタートさせています。1984年、デンマーク女王よりナイトの称号を授与される。1995年、生まれ故郷のトゥナーに”ウェグナー美術館”が開館。ウェグナーは生涯に於いて家具デザイナーとして数々の名作を生み出し、国際的にも高い評価を受けています。