Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
チェックリストを見る / Check list

商品をクリックすると詳細ページに移動します。「まとめてお問合せする」から、気になる商品についてご質問、ご要望を送信できます。


チェックリストはありません。

Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen
Solid teak dining table

1950年代のデンマーク家具工芸を代表するデザイナーチーム、Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen/ピーター&ミュルゴーによるダイニングテーブルです。チーク材の無垢を集成した天板が魅力のモデルです。こちらは正円形のタイプで(楕円形も存在します)エクステンションリーフが一枚付属します。

Søborg Møbler
Retailed by Illums Bolighus 1956
ø-117.5(173), h-73cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen
ピーター・ビット & オーラ・ミュルゴー・ニールセン

新鋭デザイナーの Peter Hvidt(1916-1986)と、熟練デザイナー兼設計士の Orla Mølgaard-Nielsen(1907-1993)は、互いの長所を生かした協力関係を築き、1944年に設計事務所を設立しました。1947年、後に主要なアイコンとなる「AX」チェア(Fritz Hansen製)を発表。この椅子は、当時としてはデンマーク初の「積層合板」を採用し、量産化の第一歩を踏み出したモデルです。 一方で、彼らは突き板を用いることが主流の1950~60年代に、あえて「無垢材」を用いた家具設計も行い、高級家具からコントラクト製品まで手がけ、国内外の需要を獲得しました。彼らによる家具デザインは総数256品目にも及ぶとされています。こちらのブックシェルフは薄くスライスしたチーク材の無垢材を用いて作られたもので、経年による変化や亀裂なども起こらないよう、材は絶乾状態にあるようです。チーク材はタイ国原産のものが最上とされておりますが、1950年代の終わりにタイ政府が伐採規制を発令したため、1960年以降の家具製品についてはその他の国のチーク材が用いられているようです。タイは毎年一定の雨量と安定した寒暖差などから上質なチーク材が育つ環境にあるようで、規制されたチーク材は1990年頃に再び市場に出されるなど、適度な供給もなされています。