宮城県の会社さんの来客用応接事務室や、社長さんの憩いの応接間に家具や絵画作品をお納めさせて頂きました。応接間から眺める枯山水のお庭は、流水を思わせる植え込みを一面に見渡せるユニークなデザインで、訪問者の目を楽しませてくれます。特に、庭に置かれたいくつもの「石」は、静かでありながらよく見るとどれも強い個性があり、大きいものでは地面から2.5メートルほどの高さがあるものの、その地中には同じくらいのボリュームが埋まっているとのことで、とてつもなく重くて巨大な「コレクション」に圧倒されます。計り知れない壮大な時間を経てきたであろう、硬く険しい石の表情や、熱く溶け流れてきた鉱物がここで冷え固まって現れたあろうマーブル文様など、石の世界も奥が深そうです。真夏は毎日夕方に水を撒いて、チリチリに焼けた表面に潤いを与えているそうです。part2へ続きます。