約40年前に安藤忠雄建築研究所によって建てられた芦屋の戸建。古く傷んでいた内装を全てリフォームされています。一階のダイニングではハンス・ウェグナーのテーブルや、フィン・ユールのカップボードを機能させ、アルネ・ヴォッダーとPHフォーシェードランプで小さな応接を設けています。広めに作り変えたという階段にはイェッペ・ヴォンティリウスの絵画を飾って頂きました。タイルに載った林檎の作品は彫刻家の前原冬樹さんによるもので、タイルの台を含めなんと無垢材からの一刀彫りだそうです。二階の書斎はダークな色彩で纏められ、デンマークの家具と世界の美術品とが共存しています。寝室にはポール・カドヴィウスのシステムラックが設けられ、クヴァドラ社のハリンダル65を張ったヘッドボードを備えたデュクシアーナDUX6006をお使い頂いております。コレクションルーム、part2へ続きます。