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デンマークの家具デザイナーでキャビネットメーカーのJacob Kjær/ヤコブ・ケアによるものとされるデスクです。1930から40年代に作られたもので、幻の材と云われるキューバンマホガニー材が用いられています。特に天板は無垢材が用いられており、特有の木目紋様が現れています。削り出しのハンドルは指が掛かりやすいよう下側を抉っており、使いやすく設計されています。上部の抽斗には同じくキューバンマホガニー材のペントレイが設置されています。天板のわずかな輪染みや抽斗内のインクの汚れなどが見られますが、ヴィンテージコンディションとして良好です。
cabinetmaker Jacob Kjær circa 1930~40's
Cuban mahogany
w-125, d-75, h-75cm
price: ¥1,100,000- 税込
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Jacob Kjær/ヤコブ・ケア 1896-1957
家具職人だった父親の工房で修行し、ベルリンやパリなどへ渡り古典家具様式の研究を行いながら家具職人としての修行を積みます。1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会に作品を出展。古典的でありながらシンプルさと優雅さを特徴とするヤコブのデザインは最高の素材が用いられ、当時としては珍しく自身がデザインした家具を自分の手で作り上げました。 古典的な英国スタイルにインスピレーションを得て、ヤコブの清潔で優雅なデザインは現代的な解釈として静かに人気を博しました。 彼の最も注目すべき作品のひとつにニューヨークの国連ビルで使用するために設計されたFNチェアがあります。