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1940年代のデンマークを代表する家具デザイナーでキャビネットメーカーの Jacob Kjær/ヤコブ・ケアによる1949年発表のアームチェアです。同年に発表された代表作"UN-chair"と共にニューヨーク国連ビルのためにデザインされたモデルで、笠木の皮革張りの面積を大きくとったタイプです。こちらは1959年に作られたもので、フレームはマホガニー材、皮革はオリジナルのようで、ヴィンテージコンディションとして良好な状態です。
cabinetmaker Jacob Kjær 1949
made from 1959
Mahogany, Original black leather
w-61.5, d-56.5, h-77, sh-44.5cm
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Jacob Kjær/ヤコブ・ケア 1896-1957
家具職人だった父親の工房で修行し、ベルリンやパリなど中央ヨーロッパへ渡り、古典家具様式の研究を行いながら家具職人としての修行を積みます。1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会に作品を出展。古典的でありながらシンプルさと優雅さを特徴とするヤコブ・ケアのデザインは最高の素材が用いられ、当時としては珍しく自身がデザインした家具を自分の手で作り上げました。 古典的な英国スタイルにインスピレーションを得て、ヤコブの清潔で優雅なデザインは現代的な解釈として静かに人気を博しました。 彼の最も注目すべき作品のひとつにニューヨークの国連ビルで使用するために設計されたFNチェアがあります。