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1940~50年代に活躍したデンマークの家具デザイナーでキャビネットメーカーの Jacob Kjær/ヤコブ・ケアによるライティングデスクです。1950年に発表されたモデルで、発表当時は Writing Deskと呼称されていましたが、マルグレーテ2世デンマーク王妃の18歳の誕生日を記念し献上されたことから"Princess Desk"と愛称されるようになりました。1950年にキャビネットメーカーギルド展にて発表後、1957年、ヤコブ・ケアの没後はクリステン&ラーセン工房によって製作が受け継がれました。やがてニールス・ロス・アナセン工房へと引き継がれ、現在は飛騨高山のキタニによって生産が続けれています。こちらは3番目の工房、ニールス・ロス・アナセンによって1980年代頃に作られたもので、本体はマホガニー材が用いられており、綺麗な木目文様の現れた材が木取りされています。オリジナルコンディションのようで、普段使いの痕跡は見られず、とても綺麗な状態です。
Niels Roth Andersen 1980's
Mahogany, Brass
w-115, d-73, h-73 (92)cm
price: ¥2,700,000- 税込
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Jacob Kjær/ヤコブ・ケア 1896-1957
家具職人だった父親の工房で修行し、ベルリンやパリなど中央ヨーロッパへ渡り、古典家具様式の研究を行いながら家具職人としての修行を積みます。1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会に作品を出展。古典的でありながらシンプルさと優雅さを特徴とするヤコブ・ケアのデザインは最高の素材が用いられ、当時としては珍しく自身がデザインした家具を自分の手で作り上げました。 古典的な英国スタイルにインスピレーションを得て、ヤコブの清潔で優雅なデザインは現代的な解釈として静かに人気を博しました。 彼の最も注目すべき作品のひとつにニューヨークの国連ビルで使用するために設計されたFNチェアがあります。