Poul Henningsen
PH 4.5/4 Pendant lamp 1985

ルイス・ポールセン社によって1984年に発表されたアルミ製のペンダントランプ、1985年の製作品です。当時の販売台数が少なかったのか希少なモデルで、4.5のトップシェードに、4のボトムを組み合わた比較的大振りなサイズ感です。こちらは白色アルミのタイプですが、その他にヘアラインアルミ、コーティングコッパー、ロウコッパーの4種類で展開されたようです。ソケット部トップのマイネスネジを回すことにより光源の高さ調整が可能です。トップシェードに若干の歪みがあり、目立ちませんが小傷なども見られます。詳しくはお問い合わせください。

Louis Poulsen 1984
Aluminum
ø-46, h-30cm
price: ¥330,000- 税込

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Poul Henningsen／ポール・ヘニングセン　1894-1967
コペンハーゲン生まれ。母親はデンマークの女優、作家、社会活動家のAgnes Kathinka Malling Henningsen／アグネス・へニングセン。1914~17年、コペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学ぶ。1919年、建築家で、後にフィンユールの教師となる、Kay Fisker／カイ・フィスカーと契約を結び、1920年以降は建築家、及び、デザイナーとしてフリーランスで活動し、暖かく柔らかな光の開発に勤しむ。1925年、パリで開催された国際現代装飾工芸展にて「PH-lamp」を初出展。シェードによる反射を利用し、眩しさのない均一で柔らかな光を放つ照明として発表する。以降、「PH-lamp」はデンマークの照明メーカー、Louis Poulsen／ルイス・ポールセン社によって製造される。ヘニングセンは照明器具に留まらず、グランドピアノや鋼鉄を用いた家具類なども手がけ、作曲家として楽曲も発表。ヘニングセンの手がけた照明作品は、今日も最高峰の照明器具として、現代生活に溶け込んでいます。