Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Karl Bovin
A fine little landscape painting

デンマークの画家、Karl Bovin/カール・ボヴィンによる風景画作品です。1961年、考古学者と一緒に中東のバーレーンを旅した際に描かれたものです。水平線や地平線を高めに描くのはボヴィン特有の構図で、抽象的で眩しさを感じる風景画です。玄関にも飾れるくらいの小振りなサイズ感です。フレームはオリジナル、コンディションは良好です。

Acrylic painting on board with Original frame
signed: KARL BOVIN Bahrain KB
image: w-41.5, h-24cm
frame: w-47, h-30.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Karl Christian Bovin/カール・クリスチャン・ボヴィン 1907–1985
デンマーク、ユトランド半島北部の港町フレデリスクハウンの石工の長男として生まれる。幼い頃から芸術に興味を持ち、10代の頃、芸術家のコロニーとして知られていたスカーゲンへ自転車で出向き、画家で巨匠のAnna AncherとMichael Ancher夫妻に自分で描いた作品を見せる。巨匠の勧めでコペンハーゲンの王立芸術アカデミーへ進学する。 在学中、直観と観察を重視し、時代の先端にあった構成主義表現の面々と交流し、現代芸術を学ぼうとしたが、自分には合わないと判断し、季節や自然の移り変わりを表現する風景画に集中する。1932年、ボヴィンの描いた風景画のひとつがデンマーク国立美術館によって購入され、芸術家としての彼の評判は高まる。1930年代よりフィン島で活動していたJohannes Larsen や Fritz Sybergらと過ごすようになる。ボヴィンは風景画でも地平線をやや高い位置に描く傾向にあり、気象の変化を表現することに優れていた。 1950年代、スカーゲンで過ごし描いた作品は、より力強く、より鮮やかな色彩を放ち、おおらかな表現が特徴的となる。 考古学者のグロブ教授とともに中東のバーレーンへ同行した際に現地の景色に強い衝撃を受け、1950年代後半から60年代に描いた作品にはさらに多くの色彩と明るさが取り込まれる。ボヴィンの作品の多くはOdsherreds美術館で観ることができます。