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N.O. Møller / J.L. Møller
"Model 9" Rectangle dining table in Rosewood w130

デンマークの家具工房、J.L. Møller/J.L. モラーによるダイニングテーブルです。1960年代頃のものでしょう。ブラジリアンと思しきローズウッド材が用いられており、縮み杢のような木目文様に見応えがあります。天板にはエクステンションリーフが内蔵されており、ワンタッチで天板の面積を拡張することができます。また、主天板とエクステンションリーフは同一の材から木取りされており木目文様が揃います。脚先にはフォーマイカ(この当時、新素材として好まれた樹脂系の素材)が嵌められており、デザイン上のアクセントとなっています。脚部に僅かな無垢材故の反りが生じていますが、ご使用に差し障りはないでしょう。表面の塗膜に劣化が見られたため再塗装を施しました。コンディションは良好です。

J.L. Møller 1960's
Rosewood, Formica
w-130 (183.5~237.5), d-90, h-74cm
Reference no. DT230907
price: ¥800,000- 税込

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縮み杢のようなローズウッド。

右のリーフは使用頻度が低かったためか日焼退色が少なく濃い色調を保っています。

木目文様が揃うよう、一木から作られています。

20世紀中葉に流行したフォーマイカを取り入れデザインのアクセントとしています。

Niels Otto Laursen Møller/ニルス・オット・モラー 1920-1981
J.L. Møller/J.L. モラー社(家具メーカー)
デンマーク生まれ。父親は棟梁のJens Laursen Møller。1939年、家具職人としての見習いを終え、オーフスのデザインスクールにて教育を受ける。 1944年、家具メーカー J.L. Møller/J.L. モラー社を設立、経営から家具デザイン、生産管理など全てを担当する。会社は徐々に成長し、1952年、ドイツと米国への輸出を開始する。海外需要が膨らみ、その需要に応えるために生産設備を拡張。1961年、故郷オーフスの郊外に土地を取得し、6000㎡の工場を建設。1966年と1969年に息子の Jens Oleと Jørgen Henrikが入社。1972年、敷地内の生産エリアをさらに拡張する。J.L. モラー社は、ダイニングチェアを中心に、アームチェア、ダイニングテーブル、サイドボードなどクオリティの高い製品を生産し、エルム材、ウォルナット材、ローズウッド材、チーク材、オーク材などを使用し、高水準の職人技に基づいて生産された。世に出された家具製品は、無駄な装飾を省いたシンプルさと機能性、バランスのとれた素材選び、そしてモダンな空間にもクラシックな空間にも馴染む、時代を超越したエレガントなデザインを特徴とし、世界のインテリア好きな人々を魅了した。1974年、高度経済成長期の日本への輸出が開始され、日本国内の輸入家具店や都内の百貨店などで販売され、多くの日本人に受け入れられ好成績を収めた。J.L. モラー社は1974年と1981年に2度に亘り Dansk MøbelIndustri 家具賞を受賞する。同年、創業者のNiels Otto Møller が他界する。その後も2人の息子によって会社は経営され、現在も家族経営にて家具生産を行なっている。