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デンマークの画家、Olaf Rude/オラフ・ルードによる風景画油彩作品です。好天に恵まれた夏の農村地帯が独自の表現で描かれています。不明瞭ですが左下にサインが確認できます。金箔のフレームはオリジナルで、コンディションは良好です。
Oil on canvas with original gold leaf frame
signed: (Indistinctly at the lower left)
image: w-90.5, h-63.5cm
frame: w-109.5, h-82cm
price: ¥600,000- 税込
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Olaf Rude/オラフ・ルード 1886-1957
エストニアに生まれ、デンマークへ渡り活動。1905年、コペンハーゲン工科大学で学んだ後、Kunstnernes Frie Studieskoler/クンストナーネス・フリー・スタディスクールに於いてクリスチャン・サートマンやヨハン・ローデから美術の基礎を学びます。Kunstnernes Frie Studieskolerとは、それまで美術教育の中心的役割を担うデンマーク王立芸術アカデミーの教育方針に不満を抱いた学生らによって1882年に設立された美術学校で、美術教育に於いて王立アカデミーとは異なる代替プログラムを提供、デンマークの近代美術の中心的な機関として多くの芸術家を生み出し、1912年まで運営されました。Kunstnernes Frie Studieskolerを卒業したオラフ・ルードは、1911年にパリへ渡り、ポール・セザンヌの影響を受けます。また、デンマークへの帰国後、第一次世界大戦の時代に、形式や線、そして色彩に焦点を当てた表現を試みました。1919年にはBornholm島に移り、風景画を中心に描きます。オラフはデンマークに於けるモダニズムのひとりであり、鮮やかな色彩を風景画に用いたため、"デンマークのマティス" と呼ばれることもありました。1953年から1956年まで王立デンマーク美術学院の教授を務めました。