Arne Vodder
Dining table in Rosewood w198

1960年代に活躍したデンマークの家具デザイナー、Arne Vodder／アルネ・ヴォッダーによるオーバルダイニングテーブルです。1960年代に作られたものでしょう。天板には穏やかな木目文様の現れたローズウッドが用いられています。本来ならばエクステンションリーフを嵌め込むことで天板が伸長するシステムですが、リーフは付属せず、この形状のみの使用方法となります。伸長させるために天板は中央から引き離れる構造ですが、安易に離れないよう金具で固定しました。脚部は轆轤挽きではなく突板加工です。表面の塗膜に劣化が見られたため再塗装を施しました。コンディションは良好です。

Sibast furniture 1960’s
Rosewood
w-198, d-124, h-72.5cm
Reference no. DT230913
price: ¥600,000- 税込
note: エクステンションリーフは付属しません。

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Arne Vodder／アルネ・ヴォッダー　1926-2009
デンマーク生まれ。ニールス・ヴォッダーで家具職人の訓練を積んだ後、フィン・ユールに師事。1950年代から60年代にかけて家具製作会社のシバスト社と協働し、デンマークの家具が国際的に評価されていた時期に時代の中心となる家具デザインを行い多くの製品を生み出す。1957年のミラノトリエンナーレではサイドボードが評価され受賞。1960年代にはアメリカ市場への需要が増え、当時の米国大統領ジミー・カーターが気に入り愛用、ジュネーブの国連事務所などでも採用される。