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Paul Gauguin
"Auti Te Pape" Woodcut print

フランスの画家、Paul Gauguin/ポール・ゴーギャンによる木版画作品 "Auti Te Pape"/オーティ・テ・パペ(川岸の女性たち)で、後年に刷られた複製版画です。オリジナルの「Auti Te Pape」は、ゴーギャンが一度目のタヒチ生活からパリへ戻った折に執筆された紀行文「ノア・ノア」に挿絵を加えるべく、1894年に実験的手法によって試みた木版画作品で、木版画としては初めて彩色で表現されたものと云われています。モチーフにはファタナ川の川岸に佇む女性たちの姿が描かれており、ポン=タヴァン派の特徴が表れています。1920年代に5番目の息子のPola Gauguin/ポーラ・ゴーギャンによってオリジナルの版木からモノクロ作品が第一版として100部ほど刷られ、これにはポーラのサインが入ります。今回のこちらの作品は第二版以降の複製版画としてデンマークのオークションに出品されたものです。ポーラのサインは入らず、第二版以降としての制作年も判っておりません。和紙のような薄い紙に刷られており、コンディションは良好です。フレームは古いものを合わせました。フレームの一部に小傷がありますが、目立たない程度です。

Woodcut print with not original old frame
unsigned
image: w-36, h-21.5cm
frame: w-50.5, h-35.5cm
price:¥110,000- 税込

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黒塗りのフレームの一部に小傷が見られますが、下の木地が見えている程度で鑑賞の妨げにはならない程度です。

Paul Gauguin/ポール・ゴーギャン 1848-1903
ポール・ゴーギャンは、才能と欲望、業と社会的な抑圧、病との闘いなど様々な要因に翻弄された波乱万丈な人生を送りました。1891年、単身パリに住んでいたゴーギャンはコペンハーゲンに住んでいたデンマーク人の妻と5人の子供達のもとを訪れ、その年の4月にタヒチへ渡航しています。一説には、ゴーギャンが家族でのタヒチ移住を提案するも妻のメッテに却下され、単身で出航することとなり、これが家族での最後の集まりとなったようです。コペンハーゲンに残った家族のうち、四男のジャン・レネと、娘ポーラの息子で孫のポール・ルネがデンマークの芸術家として活躍しました。