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デンマークを代表する建築家、Vilhelm Lauritzen/ヴィルヘルム・ラウリッツェンによるイージーチェア一対です。コペンハーゲン郊外のヘレルップ、Tuborgvej79番地に建てられた邸宅にこのモデルが置かれていることが1929年の資料から確認できます。フレームは上質なキューバンマホガニー材で作られており、材の持つ特有の奥ゆかしさが感じられます。シートは古く傷みが見られたため、新たにソーレンセンレザー社の上質なヌメ革”ヴェゲタル”で張り替えました。ヌメ革は水を垂らすだけでも染みになりますので、普段使いしながら歴史を染み込ませてゆくのも良いでしょう。フレームに古い補修が見られますが、緩みなど不安感はなくしっかりしています。こちらはペアでの販売となります。
Gustav Bertelsen 1929
Cuban mahogany, New leather cushion (Sorensen leather "VEGETAL")
w-65.5, d-78.5, h-76.5, sh-38cm
price: ¥2,000,000- 税込・一対
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Vilhelm Lauritzen/ヴィルヘルム・ラウリッツェン 1894-1984
デンマーク生まれ。デンマークに於けるモダニズム建築の先駆者として知られています。10代の終わりに中央ヨーロッパを旅し、モダニズム建築の技術的な要素や構造を視察し感銘を受ける。1921年にデンマーク王立美術アカデミーを卒業後、1926年にはアカデミーより金メダルを授与する。1928年、自身の会社ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクターを設立。代表作として、Nørrebro Theatre/ノアブロシアター、Daells Varehus/デールズデパート(現在はHotel Sankt Petri)、Radiohuset/ラジオハウス、First Copenhagen Airport/コペンハーゲン空港ターミナル、Folkets Hus/市民会館(現在はライブハウスVEGA)、Shellhuset/ワシントンのデンマーク大使館など、市民が集う数々の要所を設計する。王立アカデミーに学ぶ学生時代のフィン・ユールを自身の事務所へ招き入れ、プロダクトデザインを担当させた事は良く知られています。根元に関節の無いリデザインモデルのVL38テーブルランプや、ラジオハウスペンダントランプはフィン・ユールによる仕事と云われています。