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六田 知弘/Tomohiro Muda
“MINAMO”

写真家の六田知弘さんによる写真作品をご紹介致します。六田さんの作品を最初に拝見したのは、当店がかねてからお世話になっている版画家の柳本史さんのご自宅で、史さんのご主人によるコレクションでした。壁に掛けられていた中世ヨーロッパの修道院を写した『写真』は、まるで自分が其処にいるかのような、厳かな空気感まで感じ取れるものでした。この度、ご縁があり、六田さんの作品の一部を当店にて取り扱う運びとなりました。

こちらの作品群は、六田さんが世界を旅し、様々な地で出会った「水面」を写した『MINAMO』シリーズとなります。刻々と表情を変える「水面」は、六田さんによって、その時、その瞬間が捉えられています。静止した写真なのに、作品を前にするとまるでその場にいるかのような錯覚に陥ります。また、海水と淡水との見え方が異なるのも興味深いところです。これらは写真作品につきプリントサイズをお選びいただけます。小さなもので31x40 cmから 、大きなものでは150×225 cm(額装サイズ)まで、いくつかのサイズでのお作りが可能ですので、空間に合わせてお選びください。また、マットの有無は、六田さんによってそれぞれの作品に相応しい方が選ばれています。作品の詳細につきましては、画像またはタイトルをクリックしご覧ください。

六田 知弘/Tomohiro Muda b.1956
日本の写真家。1956年 奈良県御所市生まれ。1980年早稲田大学卒業。

1982年〜
ネパールヒマラヤ山中のシャルパの村に暮らして撮影。
1988年
初個展「ひかりの素足–シェルパ」(新宿ニコンサロン)を開催する。
以降、「自然や宇宙と人間との根源的なつながり」を遠くに探りながら、モノ、風景、石、植物、壁、道、人物、文化財や遺跡、古美術品など様々な事象を対象に撮影し、写真展や出版を通じて発表する。
2007年
国立西洋美術館で「祈りの中世 ロマネスク美術写真展」を開催。
2008年
中国の「雲岡石窟」の全容を撮影。
2009年〜
写真展「サンティアゴ巡礼の道 六田知弘 東洋のまなざし」が世界各地を巡回中。
2013年〜
2011年の震災後の東北地方にて、津波にのまれ打ちあげられた被災物を撮影し、2013年より写真展「時のイコン–東日本大震災の記憶」として国内外を巡回。
2014年
大阪市立東洋陶磁美術館で「蓮–清らかな東洋のやきもの×写真家・六田知弘の眼」を開催。
2017年
大阪と奈良県御所市にて「写真家 六田知弘 宇宙のかけら–御所」を開催。
2018年
静岡県の池田20世紀美術館にて 六田知弘写真展「壁・ヒミツノアリカ」を開催。
2019年
当店にて「MINAMO」を開催。
2021年
東京のギャラリー√K Contemporaryにて「時のイコン 2021」を開催予定。

写真集
「石と光  シトーのロマネスク聖堂」(平凡社刊)
「時のイコン 東日本大震災の記憶」(平凡社刊)
「ロマネスク–光と闇にひそむもの」(生活の友社刊)
「仏宇宙」(生活の友社刊)など。
国内外での写真展および写真集多数。
六田 知弘 オフィシャルウェブサイト