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デンマークのデザイナー、Poul Henningsen/ポール・ヘニングセンによるPH1/1ペンダントランプ、一対です。小さなサイズ感とフロストガラスシェードが儚い印象のランプです。第二次世界大戦の迫る頃に作られたもので、政府からの金属回収例や、物資調達の困難さから、やむなくアルミ素材を薄く伸ばした簡素な素材でソケットを作らざるを得なかった時代のものです。その時勢もあり当然照明器具の販売数も減った頃だったと思われ、故に希少なモデルとなっています。当店が秋の展示会でお世話になっている京都のギャラリー而水さんのカウンターでもこれと同じモデルが使われており、その可憐さが空間によく似合っています。(末尾画像参照)こちらのランプはボトムボウルまで揃い、コンディションは良好です。配線は新たに交換しています。一対での販売となります。
Louis Poulsen 1940's
Frosted glass, Aluminium
ø-16, h-13cm
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Poul Henningsen/ポール・ヘニングセン 1894-1967
コペンハーゲン生まれ。母親はデンマークの女優、作家、社会活動家のAgnes Kathinka Malling Henningsen/アグネス・へニングセン。1914~17年、コペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学ぶ。1919年、建築家で、後にフィンユールの教師となる、Kay Fisker/カイ・フィスカーと契約を結び、1920年以降は建築家、及び、デザイナーとしてフリーランスで活動し、暖かく柔らかな光の開発に勤しむ。1925年、パリで開催された国際現代装飾工芸展にて「PH-lamp」を初出展。シェードによる反射を利用し、眩しさのない均一で柔らかな光を放つ照明として発表する。以降、「PH-lamp」はデンマークの照明メーカー、Louis Poulsen/ルイス・ポールセン社によって製造される。ヘニングセンは照明器具に留まらず、グランドピアノや鋼鉄を用いた家具類なども手がけ、作曲家として楽曲も発表。ヘニングセンの手がけた照明作品は、今日も最高峰の照明器具として、現代生活に溶け込んでいます。