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Carl Schwenn
Park scene 1968

20世紀の前中葉に活動したデンマークの画家、Carl Schwenn/カール・シュウェンによる風景画作品です。1968年、晩年期の夏を過ごしたスウェーデンの風景を描いたものでしょうか。デンマークには無い山々が遠景に描かれており、独特のタッチで表現されています。1970年の展覧会に出品した札が背面に貼られています。パイン材のフレームはオリジナルのようです。絵の具のひび割れが見られますが、絵の具が剥落することはなさそうです。

Oil on canvas with original frame
signed: Carl Schwenn 68.
image: w-66.5, h-51.5cm
frame: w-77, h-61.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Carl Joseph Schwenn/カール・ジョゼフ・シュウェン 1888-1973
デンマーク、オーフス生まれの画家。父親は検察官。若い頃は製図学校に通い、1908年から4年間はデンマーク王立美術アカデミーで学びます。卒業後はフランスとイタリアを旅し、率先して先鋭的な芸術を体験します。1912〜1916年、コペンハーゲンで開催された ”芸術家の秋の展覧会” と 1916〜1950年にかけてシャルロッテンボルグで開催された展覧会に参加し、コペンハーゲンでの多数の個別の展覧会にも積極的に出品しました。氏の描く作風は、印象派に基づいた風景画が中心となり、スウェーデンにて幾度かの夏を滞在した際に多くの作品を描いています。後年は芸術家活動と並行ししながらコペンハーゲンのノルウェー美術アカデミーで遠近法の講師を務めました。