H.W.Klein
Arm chair in Rosewood

ノルウェー出身、デンマークで家具デザイナーとして活躍したHenry Walter Klein／H.W.クレインによるアームチェアです。1960年代に作られたものでしょう。おおらかなデザインのモデルで、安定感のある椅子です。ローズウッドが用いられており、シートには黒色皮革が張られています。コンディションは良好です。

Bramin 1960's
Rosewood, Leather seat
w-59.5, d-55, h-78.5, sh-44.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Henry Walter Klein／H.W.クレイン b.1919-
ノルウェー生まれ。若い頃から数学に強い情熱を持ち、数学や言語など複数の学位を取得。戦火が近づきノルウェーの王立海兵隊に所属。軍を退役し、1949年、家具を作る為にデンマークへ渡る。フレデリクスベアのテクニカルスクール在学中にフィン・ユールと出会い、強い影響を受ける。1952年、開業のため故郷のノルウェーへ戻り、移りゆく時代に相応しく樹脂製の家具を開発するなどの活動を行う。デンマークの家具メーカー、Bramin社やフリッツハンセン社などと木製家具で協働する。1980年以降はアメリカやイタリアの家具メーカーと協働し、グローバルな視点で活躍した。