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筒形の本体にレリーフ状の装飾が施された、Kähler keramik/ケーラー製陶所のベース作品です。黒色釉の上から灰色釉を施釉したもので、デンマークの陶芸家、Svend Hammershøi/スヴェン・ハマスホイによる1930年代のベース作品として求めましたが、1960年代に焼成されたニルス・ケーラーの可能性もあると思われます。チップが多数見られますが、クラックはありません。
Kähler 1960's
Earthenware, Grey and Black double glaze
ø-8, h-18cm
price: ¥45,000- 税込
※チップが見られます。
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Kähler keramik/ケーラー製陶所
デンマークのケーラー製陶所は、ハーマン・J・ケーラーによって1839年にネストベズの地に設立された歴史ある製陶所です。ファミリーでの経営と製陶が続けられていたことで知られており、20世紀には画家で巨匠のP.S. Krøyer (1851-1909)を始め、Thorvald Bindesbøll (1846-1908)、Svend Hammershøi (1873-1948)、Jens Thirslund (1892-1942)、Kai Nielsen (1882-1924)など、名だたる芸術家や工芸家達が、製陶や絵付けに参加しています。
Svend Hammershøi/スヴェン・ハマスホイ 1873-1948
デンマーク人で世界的に有名な画家のヴィルヘルム・ハマスホイを兄に持ち、兄の影響で絵画を学びつつ、デンマークの高名なデザイナー、トルヴァルド・ビンデスボールに出会い陶芸に傾倒します。ビンデスボールの亡き後、渡仏。やがて自身の方向性を見出し、錫を主成分とするモノクロームの釉を使った立体物を作陶し始め、スヴェンの表現する個性的な作品が確立され、世間の評価を集めるようになります。スヴェンの得意としたモノクロームの釉は、戦前のものと思えぬほどモダンな印象です。