Evgenij Klenø
"Østre Anlæg"

デンマークの芸術家、Evgenij Klenø／エヴゲニー・クレノによる油彩作品です。19世紀に造園師のH・A・フリントによってコペンハーゲン中心部に作られた公園「Østre Anlæg」の風景を描いた作品で、キャンバスに油彩で描かれています。制作年は不明ですが、比較的晩年の作品のようです。フレームはステインしたパイン材を用いて新たに作成しました。こちらは近年、アーティストのファミリーによるコレクションより売り立てられたものとされています。

Oil on canvas with new frame
signed: KLENØ
image: w-63.5, h-53cm
frame: w-72.5, h-62cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Evgenij Klenø／エヴゲニー・クレノ　1921-2005
デンマークの色彩画家。父はデンマーク人で薬剤師、母はロシア人でプーシキンの知事を務めた経歴を持つ両親のもとでデンマークに生まれ、Bizzie Høyersアートスクールで芸術を学ぶ。やがてスウェーデンへ移住し、ユダヤ系スウェーデン人でモダニズム絵画の中心的芸術家のIsaac Grünewald／アイザック・グリューネヴァルトのもとで芸術を学び、帰国後、1947年開催の「アーティスト・秋の展覧会」でデビュー。芸術家のリチャード・モーテンセンや、ロバート・ヤコブセンらと共に、パリの Galerie Denise René 率いるアーティストグループにも参加。生涯を通じ、風景、肖像、裸婦などをモチーフに、色彩鮮やかに描く。