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デンマークのデザイナー、Hans Olsen／ハンス・オルセンによるモジュール式TVベンチ、1957年頃に発表されたものです。椅子二脚とテーブル、それらを乗せるペデスタル（台座）との4点セットの構成からなるシステム家具で、それぞれ配置替えが可能です。1945~66年、米国のアーツ・アンド・アーキテクチュア誌によって企画された実験的住宅建築プログラム、ケーススタディハウス#20 "Bass house"(1958) でも使用された記録があります。また、台座から椅子とテーブルを降ろして床に直接置き、底座椅子としても使うことができ、日本の家具文化に見られる座椅子や座卓を思わせるユニークな作品です。空いたペデスタルにマットレスを設え、デイベッドとして使用した例があるようです。籐は近年に張り替えられ、一部補修がありますが、強度的な問題は無いようです。また、ペデスタルの側面に僅かな打痕がありますが、全体的なコンディションは良好です。
Jørgensen Møbelfabrik 1956, Bramin 1957
Teak, Afrormosia, Cane
pedestal: w-195, d-68.5, h-29cm
chair: w-62.5, d-66, h-50, sh-13cm
table: w-62.5, d-62, h-25(71)cm
ご売約となりました。ありがとうございました。
Reference: Sharp Lines Old Times
Hans Olsen／ハンス・オルセン 1919-1992
北欧ヴィンテージ・工芸・アート
