Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Vilhelm Lauritzen
"Universal" pendant 1926

デンマークを代表する建築家、Vilhelm Lauritzen/ヴィルヘルム・ラウリッツェンによってデザインされた”ユニバーサル”ペンダントランプです。1929年に開催されたバルセロナ万博に出展し、ゴールドメダルを受賞した作品です。こちらのランプはその当時作られたもののようですが、残念なことにシェードに大きなクラックが生じておりましたので、鎹(かすがい)にて補強しております。補強しても無傷のような強度が保たれているわけではないので、その旨ご留意ください。こちらのアイテムは、電気工事士資格保持者による配線等の確認、メンテナンス等を行なっておりますが、あくまでも観賞用としてご理解ください。

Louis Poulsen 1926
Painted brass, Opalescent glass shade
ø-43, h-39cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Vilhelm Lauritzen/ヴィルヘルム・ラウリッツェン 1894-1984
デンマーク生まれ。デンマークに於けるモダニズム建築の先駆者として知られています。10代の終わりに中央ヨーロッパを旅し、モダニズム建築の技術的な要素や構造を視察し感銘を受ける。1921年にデンマーク王立美術アカデミーを卒業後、1926年にはアカデミーより金メダルを授与する。1928年、自身の会社ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクターを設立。代表作として、Nørrebro Theatre/ノアブロシアター、Daells Varehus/デールズデパート(現在はHotel Sankt Petri)、Radiohuset/ラジオハウス、First Copenhagen Airport/コペンハーゲン空港ターミナル、Folkets Hus/市民会館(現在はライブハウスVEGA)、Shellhuset/ワシントンのデンマーク大使館など、市民が集う数々の要所を設計する。王立アカデミーに学ぶ学生時代のフィン・ユールを自身の事務所へ招き入れ、プロダクトデザインを担当させた事は良く知られています。根元に関節の無いリデザインモデルのVL38テーブルランプや、ラジオハウスペンダントランプはフィン・ユールによる仕事と云われています。