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Mogens Vantore
Garden view 1947

デンマークの画家、Mogens Vantore/モーエンス・ヴァントーレによる風景画作品です。陽が燦々と降り注ぐ、向日葵の咲く庭の様子が描かれています。1947年という制作時期とその画風から、当時頻繁に通っていたスペインで描かれたものと思われますが、裏面に書かれた文字の判読が難しく、詳細は判っておりません。古いフレームには経年感が見られますが、目立ったダメージはありません。フレームを替える事でまた印象も変わるでしょう。

Oil on canvas
signed: M. Vantore
image: w-68, h-78.5cm
frame: w-80, h-90.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Mogens Vantore/モーエンス・ヴァントーレ 1895–1977
コペンハーゲン生まれ。父親は19世紀末~20世紀初頭にかけて活躍した画家のHans Christian Vantore/ハンス・クリスチャン・ヴァントーレ (1861-1928)。母親はフランスの著名なアートディーラー、P.B. LeFevreの娘。芸術的な背景を持つ両親のもとに生まれ育ち、幼少期から多くの芸術家と接触があったこともあり自然と芸術家への道を歩む。14歳よりコペンハーゲンのテクニカルスクールで芸術についての教育を受け、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌなど、ポスト印象派の影響を受ける。1923年、ヴァントーレは最初の妻と一緒にフランスへ移住する。1925年、デンマークへ帰国、王立アカデミーで行われた展示会へ出展し、コペンハーゲンを生活の拠点とするも、1930年に妻と死別。1932年、2番目の妻と再婚し、コペンハーゲンでの多忙な生活から逃れるべく、ユトランド半島の小さな村での生活を始め、その頃から風景画を好んで描くようになる。ヴァントーレは所謂風景画家の表現とは異なり、印象派に見られる空気画家としての表現を行い、徐々に静物画なども描くようになる。ヴァントーレの人生の後半は、コペンハーゲン北部の村へと移住し、スペインへ頻繁に出かけ、風通しの良い爽やかな風景を好んで描くようになる。