Eva Stæhr-nielsen
Vase

デンマークのSAXBO／サクスボー窯で活躍した陶芸家のEva Stæhr-Nielsen／エヴァ・ステア・ニールセンによるベースです。日本の棗型を思わせるその形は同型の手水鉢を思わせます。本体には緑釉が流し掛けられ、胴には酸化した鉄分が発色し景色となっています。高さ18センチとボリュームがありながら使いやすいサイズ感で、落としを入れてあげると便利でしょう。傷などなく良い状態です。

Saxbo, Danmark (1937–1949)
ø-18.2, h-18.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

SAXBO／サクスボー窯　1930-1968
デンマークのBing & Grondhal／ビング・オー・グロンダール窯（通称 B&G）で釉薬の研究者として活躍していた Johanne Nathalie Krebs／ナタリー・クレーブスによって1930年に設立された民窯。SAXBOでは所属陶芸家として、Eva Stæhr-Nielsen／エヴァ・ステア・ニールセン (1911-1976) やEdith Sonne Bruun／エディス・ソーネ・ブルーンらが活躍する。1937年、イタリアのミラノで行われたトリエンナーレ展に於いてゴールドメダルを受賞。戦前から戦後にかけてたくさんの作品を生み出し、多くの人々に愛用され、普遍的な存在としてデンマーク中のリビングを飾りました。